第2ピリオド始まってしまいましたが試験について書こうと思います。
KTHの授業のうち、講義形体のものはだいたいが課題とラボの参加と期末試験のパスで単位が決まります。そして成績はほとんど期末試験の結果によって決まります。
その期末試験というのが、なんと5時間あります。一つの授業の期末試験だけで5時間です。
話には聞いていましたが、それでもかなりビビりました。ほかのヨーロピアンの友達もめちゃめちゃびっくりしていたので、スウェーデン特有?のものなのでしょうか。
基本的には持ち込み化で、授業の講義スライドや先生が書いた教科書ぐらい詳しいレクチャーノートまで持ち込めます。演習問題やその答えは持ち込めないです。
さらに、授業のウェブページで過去問とその答えや解説まで公開されています。
試験時間が5時間もあって、講義資料全部持ち込み化で、しかも過去問とその解説を使って勉強できる。そしてその過去問を見る限り難しい問題もなく、資料があればちゃんと解けるものでした。
これはもう満点を取ってくれと言っているようなものだろうと。試験時間5時間などと言わず、確認も含めて3時間程度で終わらせてさっさと帰れるだろうと。
そう考えていた時期が僕にもありました。
まさか5時間かかっても終わらない試験があるとは思いませんでした。過去問よりもはるかに難しい試験が待ち受けていました。
食べ物持ち込み化である程度自由に食べていいのですが、そんなもの食べる暇がないくらいかなりきつかったです。
終わった時に友達と目を合わせて笑ってしまいました。
この試験が難しかったのが結構話題だったらしく、一緒に研究しているドクターの方に「めっちゃ難しかったってきいたよ」って言われました。
まあ仕方ないですね。自分の大学でも大していい成績だったわけでもないのでこんなものでしょう。
ちなみにこの試験はMPCの授業で、もう一つのモデリングのほうの授業は過去問通りの難易度でした。こっちの試験はA(9割以上)取れたと信じたいです。
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