2018年10月27日土曜日

第一ピリオド終了!

一切更新せずすみませんでした。。。
発表やテストなどで忙しく、あまり書くモチベーションが上がりませんでした。しかし昨日ようやく最後のテストが終わり第一ピリオド終わったのでこれから書いていこうと思います。

先々週あたりにMPCの授業で論文紹介発表をしました。6人グループを作って指定された6つの論文のいずれかを読み、一週間後にほかのグループの人たちに1人で15分から20分間発表するというものです。
僕が選んだ論文は Nonlinear MPC についての論文でした。現在の研究で非線形最適化っぽい部分に突入しそうだったのでこの論文を選びましたが、この論文は安定性の理論的な証明などが特になかったのであまり参考にはなりませんでした。ただ、定式化したMPCを実際の自動車を使って実験しているものだったので、かなり興味深かったです。

この論文発表が英語での初めてのプレゼンだったので、やる前はちゃんとできるかかなり不安でした。さらに、あまり練習もできず小さい声で3回くらい通しでしゃべってみた程度だったので、余計不安でした。
しかしいざ本番を迎えてみると、意外とべらべら話せてびっくりしました。特にえーとかあーとか詰まったりすることもなく、割と普通にしゃべっていたと思います。少なくとも僕の後に発表していた中国人よりははっきりスムーズに話せていたと思います(笑)

このプレゼンの後、なんで僕がプレゼン等である程度話せても、ヨーロピアンたちの英会話についていけず話せないことが結構あるのかなんとなくわかりました。
おそらくヨーロッパやその他の日本以外の国についての一般的な知識について僕が知らなさすぎるのが原因なんじゃないかなあと思います。
友人同士で話していて何言っているのかよくわからないときやなんて言えばいいのかわからないときは、だいたいヨーロピアン同士で知っている知識をもとにした話(いわゆる地元トークのようなもの)をしている時です。
たとえば、日本以外の大学では学士や修士論文の代わりに何か月かインターンをすることで卒業、および修了できたりするので、長期のインターン経験がある人が多いです。そもそもそういったような背景を知らないと、その人が言っている単語を知らなかったり、知っていても自分の解釈とリンクしなかったりして理解できないことが頻発します。ただでさえリスニングが危ういのに、そういった情報も漏らしてしまうとなんて反応したらいいかよくわからず話せなかったりします。

しかし、プレゼンや日本の話など、自分できちんと理解できているものに関しては事前に話すことが頭で思い描けるため思った以上にスムーズに話せる、ということに気づいたので、少し自信を取り戻しました。
やはりこういうことは実際に海外に出てみないとわからないですね。この経験があるだけでも留学してよかったと思います。

もっと積極的に人とかかわってこういった経験を積みたいところですが、テスト勉強でずっと引きこもっていたのでここ最近はほとんど英語を話してないです。
やばい、ボッチ化が進んでしまう。。。

2018年10月4日木曜日

英語について

もう一か月以上経っているので英会話事情についても書いておこうと思います。
僕のホームの大学の学生たちは英語が苦手な人が大量にいるため、僕は相対的に英語が得意な方でした。実際TOEICやTOEFLの成績はそこそこ程度ですが。

留学の一年前にTOEFLの勉強をして受験したわけですが、それ以来は割とさぼってしまい、真面目な英語の勉強というのはほとんどしていませんでした。
やっていたことといえば、通学の1時間半の間にTEDトークのアプリでリスニングとシャドウイングをしていた程度で、英会話のトレーニングなどは特にしていませんでした。しかしそのリスニングも、留学前の1,2か月ほどは忙しかったこともあってさぼってしまい、ほとんど英語に触れないまま飛行機に乗ってしまったような感じでした。

こういった状態で留学を迎えると、まず一番問題になったのがリスニングでした。
僕はもともとリスニングが比較的苦手でテストの点数も低かったのですが、いざいろんな人と話し始めると、本当に何言ってるのかわからないことが頻発しました。1対1で話しているときはまだ聞き返せるのでいいのですが、複数人で楽しく会話しているような状況だとそれもできないので、結局会話に入っていけずコミュ障みたいな感じになっていました。
自分は全然聞こえないのに、友達は聞こえていて楽しく会話しているのを見ると、自分の耳が腐っているんじゃないかとも思っていました。
なので、最初のほうは結構精神的につらかったです。英会話で一番大事なのはリスニングだと痛感しました。聞こえなければ何も話せません。

一か月以上たった今では、だんだんと分かるようになってきたような感覚があります。前より不自由な感じは減りました。まだ結構わからないときは多いですが。
ただ、友達の中でも、一部のインド人とフランス人は本当に聞き取れないです。まっっったく何言ってるかわからないことが頻発します。
インド人は小学校から大学まで英語で授業を受けるため、総じて英語力は高いのですが、その教わる英語自体がもう「インド人の英語」なので、なまりが本当にきついです。
またフランス人はそもそもフランス語の発音と話し方が特殊なところがあるので、その感じで話されると何もわからないです。ただ、フランス人はあまりなまりがきつくない人が多いです。友達のうちの一人が異様にきついなまりなのでここに例として挙げました。
しかし、そのなまりがきつい人たちと会話している時も、友達のヨーロピアンたちは普通に聞き取れて会話しているので、単純に僕のリスニング力が低いことも原因だと思います。日本に帰るまでにこの友達たちと聞き返さずにスムーズに会話できるくらい聞き取れるようになりたいなとは思っています。

スピーキングについては、最初のうちはヨーロピアンたちの挨拶(How are you?やWhat's up? などへの返し)に全く慣れず、一瞬うろたえてから fine! と言うのがやっとな状況でした。
日本人は基本的に「うっす」とか「よっ」としかあいさつしない感じなので、スイッチをオフにして無表情で歩いてるときにいきなり挨拶してこられるとテンションについていけないです笑
しかし最近は、人に会った瞬間スイッチを入れてこっちから How are you? と声をかけるぐらいのテンションにもっていけばいいというコツを覚えたので、テンションについていけるようになってきました。
普通の会話については、文法を気にしすぎないという意識をもって話せばそこまで問題にならないと思いますが、そもそも話したいことの単語すら出てこないときはどうしようもないです。語彙力が乏しいと思っていることや感情を表現する言葉も出てこないので、goodやgreatとかしか言えないです。
なので、友達が言っていたフレーズを覚えて、こうゆう時はこうやって言えばいいんだ、という引き出しを増やすような意識をもって話すようにしています。

ダラダラ書きましたが、総じて英語を話すうえで大切なのはリスニングと語彙力だと思います。どちらも僕が英語を勉強をする上でずっとさぼってきたものなので、今苦労しています。留学前にリスニングをさぼったのを後悔しました。
ただ、自分がこんなに英語力ないということを痛感したのも留学したからこそなのかなと思い、最近は割り切って下手でも頑張って話すようにしています。英語がうまいか下手かではなく頑張って話すか話さないかが大事だと感じるようになってきました。