2018年8月30日木曜日

授業始まりました

一個前の記事でも書きましたが、今週から授業始まりました。このピリオドでは専門2つに加え、スウェーデンの社会や歴史についての授業もとる予定です。当初受ける予定だったスウェーデン語の授業はキャンセルしました。さすがにそれもとってしまうと研究なんてする余裕なさそうなので。

KTHは春と秋のセメスターに分かれていて、そのセメスターの中でも前半と後半のピリオドで分かれています。各ピリオドで専門の授業を2つずつ取ると単位的にフルになります。日本とは違い、各授業が週3コマほどあり、講義も演習もどんどん進んでいきます。

単位、成績は演習やラボ実習の参加とそのレポート、さらに最後の期末試験で決まります。ひとつひとつ結構重そうです。期末試験は基本的に持ち込み可のものが多いようで、テストの時間は5時間もあります。時間はやるからちゃんとやれってことなのでしょうか。

KTH独特の文化として、講義はスケジュールよりも15分遅く開始します。先生も生徒も当たり前のように遅れて入ってきて、終わりはスケジュール通りです。なので、講義時間は2時間ですが15分遅れるのと15分休憩を取るので実質1時間半です。
しかし、ExerciseやLabの時は時間ぴったりに始まるそうです。なんかよくわかりませんが、先生は「This is a KTH thing.」みたいなこと言っていました。
また、講義室は毎回毎回変わるので、いちいちスケジュールと地図で確認しなければなりません。めんどくせえ。。。

みんなノートを取っているのですが、シャーペンを使っているのは見た限りで僕だけでした。ボールペンで書いててミスったらどうするのだろうか。。。
そしてみんなノートをかなり贅沢に使っている印象でした。文字はめちゃくちゃでかく、空白もたっぷりとっていて思い切りがよかったです。

研究についてですが、とりあえずデスクを用意してもらいました。日本では研究室ごとに部屋が決まっていて、同じ研究室の学生は同じところで机に向かうのが普通ですが、KTHでは生徒の居場所は建物の中でランダムです。研究室っぽく部屋が区切られていて机がまとまってあるのですが、みんな別の研究室同士です。
しかし部屋は割と開放的で、場所として区切られてはいますがガラス張りです。教授の部屋も同様にガラス張りです。なので思っていたよりは先生を身近に感じます。

生活やイベントでバタバタしていてもらった論文もまともに読めていないので、とりあえずそれを読んで研究をどうしていくか考えようと思います。

歓迎イベント

今週から授業が始まりました。しかし授業のことを書く前に先週にいくつか行われた大学の歓迎イベントについて書こうと思います。

まず学科(学部?)のオリエンテーションがありました。これは別に大したこともなくただ事務的な説明をされただけなのですが、その後に学生団体のその学科担当の人が留学生と新大学一年生との交流イベントに連れて行ってくれました。大学内に野原みたいなところがあるのですが、そこで様々なゲームをして遊びました。

机の上のマークに合うキーワードを
置いていく謎のゲーム
日本のスポッチャにもあるやつ

Beer Pong というゲーム
ビールが入った相手のコップめがけてピンポン玉を
投げ合い、入れられたチームが飲む
写真以外にも綱引きとかしました。英語ではTug of Warというそうです。なんかよくわからずやらされた感がありましたが楽しかったです。新大学一年生と混ざってのイベントだったのですが、ヨーロピアンはみんな年上に見えるし英語は敬語で話すようなことはないのであまりそんな感じはしませんでした。

このイベントの後、大学内のPubで飲むよーといっていたのでついて行ってみました。どうゆうことなのか不思議に思っていたのですが、本当に大学の講義棟のなかにバーのようなところがあって、みんなでわいわい飲んでいました。日本じゃ考えられないです。

これは私が所属しているSchool of Electrical Engineering and Computer Scienceのオリジナルカクテルで、"Electrical Cocktail" です。そのまんまです。
どんな飲み物かというと、ほんとに名前のままです。受け取るときに電気チャージしてから飲みます。
唇が液体に触れた瞬間バチッと衝撃が走りました(笑)。この衝撃は最初だけで、そのあとは普通においしいカクテルでした。
動画あるので、みたい人がいらっしゃいましたら個人的にラインしていただければお渡しします。

別の日には大学内でパーティーがありました。大学の敷地内にクラブのようなところがあり、DJがガンガンに音楽を流してみんな楽しく踊っていました。
パリピとはこのことか。。。と思いながら自分も人生で初めて楽しく踊って帰りました。日本人の友達はあまり踊ってませんでしたが(笑)。
この時期はこれ以外にもちょくちょくパーティーがあるのか、自分の部屋で寝るくらいの時間でもどこかからズンズン音楽が聞こえてきます。ときどき大学なのか町中なのかよくわからなくなります。

2018年8月28日火曜日

出発、到着

8月18日に到着するとKTHからお迎えが来るよ、とのことだったので、18日の日本11時発、デンマークのコペンハーゲンを経由してスウェーデンの夕方6時30分につくような飛行機に乗りました。
空港に到着すると大学の看板があり、しばらく待っているとバスにつれていかれ、大学まで乗せていってくれました。
大学の入り口はこんな感じです。8時くらいまでは明るかったのですが、到着したら9時ごろですっかり夜でした。
様々な手続きを行い、寮のカギをもらってから自分の部屋まで歩きました。僕の寮は大学のキャンパス内にある最近できた寮で、受付の人にはsuper luckyと言われました。
これが部屋です。

キッチンシャワートイレすべて完備されてます。さすが家賃高いだけある。

しかし料理道具などは全く無いので、次の日にスウェーデン発の家具店、IKEAに買い物に行くことにしました。
一番近い所で大学から電車で50分のところにあり、日本から同じタイミングで来た友達と一緒に行きました。かなり大きかったです。
わかりにくい写真しかとっていませんが、円柱型で面白い構造でした。
食器やフライパン、タオル、シーツカバーなど、いろいろ必要なものを買いそろえて後にしました。
今回ですべてのものを買えたわけではないので、この日以降もほぼ毎日何か買い物してました。もっとスーツケースにいろいろ詰めてくればよかった。。。

2018年8月27日月曜日

留学準備

留学準備の記事をアップしようと思っていたら、留学開始して一週間経ってしまいました。

今回は自分が行ってきた留学準備についてざっとリスト化しようと思います。
それぞれの詳細はまた別の記事で書くと思います。

2017年

4月 
  • 大学4年生で研究室に所属直後、修士1年で留学するにはこの時期からいろいろ準備しなければならないと気づく。
  • 大学が主催している留学説明会や留学に関する事務の方たちにいろいろ聞いて回って情報収集をする。
  • 大学の派遣交換留学が奨学金をもらいやすいと聞き、とりあえず応募することにした。
  • 派遣交換留学の応募締め切りは留学開始する一年前程度で、春募集はもうすでに締め切りだったため、秋募集で行くことに。
5月
  • ゴールデンウィーク明けごろから徐々に院試勉強も本格化し、それと同時に英語のTOEFL対策の勉強も行った。
  • どの国、どの大学に行くか先生や先輩方たちと相談。
8月
  • TOEFL受験。無事に行きたい大学の基準点をクリア
9月
  • 派遣交換留学の学内選考応募書類を作成、提出し、その後面接。
  • 奨学金について調べ、トビタテに応募。先輩にアドバイスをもらいながら書類作成を行う。
10月
  • 大学から派遣交換留学の学内選考合格通知が来る。
12月
  • トビタテから書類選考通知が来たため、面接やプレゼンなどの対策を始める。

2018年

1月
  • トビタテの面接を行った。
2月
  • トビタテ合格通知が来た。それと同時に様々な書類の提出を求められたのでいろいろ作成。
3月
  • 留学先大学に実際に派遣交換留学の出願をする。
4月
  • 修士の授業の単位互換などについて先生や事務の方に相談する。
6月
  • 大学、およびトビタテなどの様々な留学前オリエンテーションに参加
  • スウェーデンのビザ申請
  • 海外保険申し込み
7月
  • スウェーデン大使館から居住許可が下りる。
8月
  • 試験やレポート、インターンをしているうちに何やかんや留学開始。
修士1年の秋に留学しようと思うと、4年の春から準備することになります。見るとわかりますが、英語の勉強や様々な応募書類の提出、トビタテの面接時期に院試や卒論などが重なるため、なるべく早い時期から情報を集めて手を付けないとかなり忙しくなってしまいます。(自分は行動が遅かったためいろいろ重なってしまいました。。。)
先輩や事務の方にいろいろ聞きまくるのが最善なので、少しでも気になったことがあればすぐメールやラインしてみるのが良いと思います。