2018年10月4日木曜日

英語について

もう一か月以上経っているので英会話事情についても書いておこうと思います。
僕のホームの大学の学生たちは英語が苦手な人が大量にいるため、僕は相対的に英語が得意な方でした。実際TOEICやTOEFLの成績はそこそこ程度ですが。

留学の一年前にTOEFLの勉強をして受験したわけですが、それ以来は割とさぼってしまい、真面目な英語の勉強というのはほとんどしていませんでした。
やっていたことといえば、通学の1時間半の間にTEDトークのアプリでリスニングとシャドウイングをしていた程度で、英会話のトレーニングなどは特にしていませんでした。しかしそのリスニングも、留学前の1,2か月ほどは忙しかったこともあってさぼってしまい、ほとんど英語に触れないまま飛行機に乗ってしまったような感じでした。

こういった状態で留学を迎えると、まず一番問題になったのがリスニングでした。
僕はもともとリスニングが比較的苦手でテストの点数も低かったのですが、いざいろんな人と話し始めると、本当に何言ってるのかわからないことが頻発しました。1対1で話しているときはまだ聞き返せるのでいいのですが、複数人で楽しく会話しているような状況だとそれもできないので、結局会話に入っていけずコミュ障みたいな感じになっていました。
自分は全然聞こえないのに、友達は聞こえていて楽しく会話しているのを見ると、自分の耳が腐っているんじゃないかとも思っていました。
なので、最初のほうは結構精神的につらかったです。英会話で一番大事なのはリスニングだと痛感しました。聞こえなければ何も話せません。

一か月以上たった今では、だんだんと分かるようになってきたような感覚があります。前より不自由な感じは減りました。まだ結構わからないときは多いですが。
ただ、友達の中でも、一部のインド人とフランス人は本当に聞き取れないです。まっっったく何言ってるかわからないことが頻発します。
インド人は小学校から大学まで英語で授業を受けるため、総じて英語力は高いのですが、その教わる英語自体がもう「インド人の英語」なので、なまりが本当にきついです。
またフランス人はそもそもフランス語の発音と話し方が特殊なところがあるので、その感じで話されると何もわからないです。ただ、フランス人はあまりなまりがきつくない人が多いです。友達のうちの一人が異様にきついなまりなのでここに例として挙げました。
しかし、そのなまりがきつい人たちと会話している時も、友達のヨーロピアンたちは普通に聞き取れて会話しているので、単純に僕のリスニング力が低いことも原因だと思います。日本に帰るまでにこの友達たちと聞き返さずにスムーズに会話できるくらい聞き取れるようになりたいなとは思っています。

スピーキングについては、最初のうちはヨーロピアンたちの挨拶(How are you?やWhat's up? などへの返し)に全く慣れず、一瞬うろたえてから fine! と言うのがやっとな状況でした。
日本人は基本的に「うっす」とか「よっ」としかあいさつしない感じなので、スイッチをオフにして無表情で歩いてるときにいきなり挨拶してこられるとテンションについていけないです笑
しかし最近は、人に会った瞬間スイッチを入れてこっちから How are you? と声をかけるぐらいのテンションにもっていけばいいというコツを覚えたので、テンションについていけるようになってきました。
普通の会話については、文法を気にしすぎないという意識をもって話せばそこまで問題にならないと思いますが、そもそも話したいことの単語すら出てこないときはどうしようもないです。語彙力が乏しいと思っていることや感情を表現する言葉も出てこないので、goodやgreatとかしか言えないです。
なので、友達が言っていたフレーズを覚えて、こうゆう時はこうやって言えばいいんだ、という引き出しを増やすような意識をもって話すようにしています。

ダラダラ書きましたが、総じて英語を話すうえで大切なのはリスニングと語彙力だと思います。どちらも僕が英語を勉強をする上でずっとさぼってきたものなので、今苦労しています。留学前にリスニングをさぼったのを後悔しました。
ただ、自分がこんなに英語力ないということを痛感したのも留学したからこそなのかなと思い、最近は割り切って下手でも頑張って話すようにしています。英語がうまいか下手かではなく頑張って話すか話さないかが大事だと感じるようになってきました。

1 件のコメント:

  1. 勉強になるわ
    この手の話をまた書いてくれると嬉しいな

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