KTHは春と秋のセメスターに分かれていて、そのセメスターの中でも前半と後半のピリオドで分かれています。各ピリオドで専門の授業を2つずつ取ると単位的にフルになります。日本とは違い、各授業が週3コマほどあり、講義も演習もどんどん進んでいきます。
単位、成績は演習やラボ実習の参加とそのレポート、さらに最後の期末試験で決まります。ひとつひとつ結構重そうです。期末試験は基本的に持ち込み可のものが多いようで、テストの時間は5時間もあります。時間はやるからちゃんとやれってことなのでしょうか。
KTH独特の文化として、講義はスケジュールよりも15分遅く開始します。先生も生徒も当たり前のように遅れて入ってきて、終わりはスケジュール通りです。なので、講義時間は2時間ですが15分遅れるのと15分休憩を取るので実質1時間半です。
しかし、ExerciseやLabの時は時間ぴったりに始まるそうです。なんかよくわかりませんが、先生は「This is a KTH thing.」みたいなこと言っていました。
また、講義室は毎回毎回変わるので、いちいちスケジュールと地図で確認しなければなりません。めんどくせえ。。。
みんなノートを取っているのですが、シャーペンを使っているのは見た限りで僕だけでした。ボールペンで書いててミスったらどうするのだろうか。。。
そしてみんなノートをかなり贅沢に使っている印象でした。文字はめちゃくちゃでかく、空白もたっぷりとっていて思い切りがよかったです。
研究についてですが、とりあえずデスクを用意してもらいました。日本では研究室ごとに部屋が決まっていて、同じ研究室の学生は同じところで机に向かうのが普通ですが、KTHでは生徒の居場所は建物の中でランダムです。研究室っぽく部屋が区切られていて机がまとまってあるのですが、みんな別の研究室同士です。
しかし部屋は割と開放的で、場所として区切られてはいますがガラス張りです。教授の部屋も同様にガラス張りです。なので思っていたよりは先生を身近に感じます。
生活やイベントでバタバタしていてもらった論文もまともに読めていないので、とりあえずそれを読んで研究をどうしていくか考えようと思います。