発表やテストなどで忙しく、あまり書くモチベーションが上がりませんでした。しかし昨日ようやく最後のテストが終わり第一ピリオド終わったのでこれから書いていこうと思います。
先々週あたりにMPCの授業で論文紹介発表をしました。6人グループを作って指定された6つの論文のいずれかを読み、一週間後にほかのグループの人たちに1人で15分から20分間発表するというものです。
僕が選んだ論文は Nonlinear MPC についての論文でした。現在の研究で非線形最適化っぽい部分に突入しそうだったのでこの論文を選びましたが、この論文は安定性の理論的な証明などが特になかったのであまり参考にはなりませんでした。ただ、定式化したMPCを実際の自動車を使って実験しているものだったので、かなり興味深かったです。
この論文発表が英語での初めてのプレゼンだったので、やる前はちゃんとできるかかなり不安でした。さらに、あまり練習もできず小さい声で3回くらい通しでしゃべってみた程度だったので、余計不安でした。
しかしいざ本番を迎えてみると、意外とべらべら話せてびっくりしました。特にえーとかあーとか詰まったりすることもなく、割と普通にしゃべっていたと思います。少なくとも僕の後に発表していた中国人よりははっきりスムーズに話せていたと思います(笑)
このプレゼンの後、なんで僕がプレゼン等である程度話せても、ヨーロピアンたちの英会話についていけず話せないことが結構あるのかなんとなくわかりました。
おそらくヨーロッパやその他の日本以外の国についての一般的な知識について僕が知らなさすぎるのが原因なんじゃないかなあと思います。
友人同士で話していて何言っているのかよくわからないときやなんて言えばいいのかわからないときは、だいたいヨーロピアン同士で知っている知識をもとにした話(いわゆる地元トークのようなもの)をしている時です。
たとえば、日本以外の大学では学士や修士論文の代わりに何か月かインターンをすることで卒業、および修了できたりするので、長期のインターン経験がある人が多いです。そもそもそういったような背景を知らないと、その人が言っている単語を知らなかったり、知っていても自分の解釈とリンクしなかったりして理解できないことが頻発します。ただでさえリスニングが危ういのに、そういった情報も漏らしてしまうとなんて反応したらいいかよくわからず話せなかったりします。
しかし、プレゼンや日本の話など、自分できちんと理解できているものに関しては事前に話すことが頭で思い描けるため思った以上にスムーズに話せる、ということに気づいたので、少し自信を取り戻しました。
やはりこういうことは実際に海外に出てみないとわからないですね。この経験があるだけでも留学してよかったと思います。
もっと積極的に人とかかわってこういった経験を積みたいところですが、テスト勉強でずっと引きこもっていたのでここ最近はほとんど英語を話してないです。